田舎暮らしのためにいきなり家を買うのはやめましょう
田舎は物件がとても安く、数十万で買える木造一戸建てがあるくらいです。
物件の値段はとても大事ですが、値段だけに惑わされるととんでもないことになる可能性があります。
仕事はあらかじめあることは確認しておきましょう
まずは第一に、生活していく上で大事な仕事があることを下調べしておく必要があります。いまはネットで求人募集の一覧を見ることができますので、あらかじめ調べておくといいでしょう。詳しくは田舎暮らしと仕事探しをご覧ください。ここからネットで気軽に調べることができます。
ホテルや旅館に泊まり地域情報を下調べしておきましょう
田舎に移り住む前に、少なくとも1度以上は現地へ赴き、周囲を歩いてみることをオススメします。現地の方々の風習や、地元でない方を受け入れてくれる雰囲気があるかどうか、お店があるかどうかなどは、実際に行ってみないと判断できません。
田舎に移り住むときは、まずは賃貸で
ここまで準備したとしても、いきなり家を買うことはオススメできません。
まずは賃貸物件を借りましょう。そのときは長期滞在型のホテルや旅館を代わりに使ってはいけません。長期滞在型のホテルや旅館では、結局お客様(観光客)扱いされます。
実際に住んでみないと、本当の地元が見えてきません。実際に住んで暮らしてみて――ゴミ捨ての習慣や自治会でのお手伝い、田舎ならではの人間関係など――はじめてわかることが多いと思います。
田舎は、場所によりますが閉鎖的な地域があり、地元の人間でないと受け入れられないことも多々あります。また、田舎はどこでも近所付き合いが濃厚で複雑なため、その地域に馴染んで暮らしていけるかどうか、試す期間が必要になってきます。
ですので、田舎に住む場合は、まずは賃貸物件を探して、仕事があることを確認し、実際に地域情報を下調べした後に、賃貸物件を契約して住んでみましょう。
実際に賃貸物件で1年以上暮らしてみて、その田舎が気に入ったままでしたら、そのときはじめて物件を購入しましょう。